Googleの2つのWEBサイト管理者向けツール
①Google Search Console(無料のWEBサイト管理ツール)
作成したWEBページは、Googleの検索エンジンに登録されて初めて、検索結果に表示されるようになります。それを「インデックス(index )」と言います。
Googleに作成したページをインデックスしてもらったり、インデックスされたWEBページを様々に管理できる、Googleの管理者向けツール(無料)「Google Search Console(グーグル・サーチコンソール)」を上手に利用しましょう。
Google Search Console(無料のWEBサイト管理ツール)
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
②Google Analytics(無料のWEBサイト分析ツール)
また、作成したWEBページに訪問したユーザーの様々な属性や行動の分析(アクセス解析と言います)が、可能な分析ツールが、「Google Analytics(グーグル・アナリティクス)」です。
Google Analytics(無料のWEBサイト分析ツール)
https://www.google.com/intl/ja/analytics/search.html
①Google Search Console(グーグル・サーチコンソール)の簡単な利用方法
◆Google Search Consoleのログイン画面

①「ログイン」ボタンをクリック
◆Google Search Consoleのログイン画面

①ご自身のGmailアドレスを入力

①ご自身のGmailアドレスのパスワードを入力

特に設定変更がなければ、
①「完了」ボタンをクリック
◆Google Search Consoleのログイン後の画面

①ご自身のWEBサイトのurlを入力
②「プロパティを追加」ボタンをクリック
◆Google Search Consoleの所有権の確認画面

①「HTMLタグ」を選択
◆Google Search Consoleの所有権の確認画面

①赤枠内のタグをコピー
◆ワードプレスの「詳細設定」の「Googleツールの設定」の「Googleウェブマスターツールの設定」画面

①赤枠内に コピーしたタグを貼り付け
◆ワードプレスの「詳細設定」の「Googleツールの設定」の「Googleウェブマスターツールの設定」画面

①「変更を保存」をクリックして確定
◆Google Search Consoleの所有権の確認画面

この画面のメッセージが出れば、OK!
◆Google Search Consoleのダッシュボード画面
注意:新規アカウント開設後は、データが溜まっていないので、分析データが表示されません。データが溜るまで1〜2週間ほど様子を見てから、利用してください。

①サイドメニューから、様々な管理ツールが利用できます。
◆Google Search Consoleの「検索トラフィック」の「検索アナリティクス」管理画面

①「検索トラフィック」を選択します。
「クエリ」とは、検索キーワードのことです。
「CTR」とは、クリック率のことです。
②分析したい項目にチェックを入れます。
③分析したい対象にチェックを入れます。
④選択した分析項目が表示されました。
★ワンポイントアドバイス
「クエリ」(検索キーワード)毎に、自分のWEBページの掲載順位やクリック数、表示回数が確認できますので、自分のWEBページに訪問しているユーザーがどんな検索キーワードに関心を持っているかがわかったり、自分が狙った検索キーワードでの順位の状況など、ページ改善の重要なヒントが確認できます。
◆Google Search Consoleの「インデックス」管理画面

①「インデックスステータス」を選択する
②自社のWEBサイトのGoogleがインデックスしたページ数の推移が確認できます。
★ワンポイントアドバイス「インデックス」
作成したWEBページは、なるべく継続的にインデックスが増えていくことが理想です。そのようなサイトは、Googleが高く評価しますので、検索結果の上位表示(SEO)に有利になります。
逆に、一気にページ数を量産して、インデックスされると、Googleから怪しまれ、最悪ペナルティーで 検索結果の順位が下がる恐れがありますので、ページ作成は、継続的に徐々に増やしていくことが重要です。
Google Analytics (グーグル・アナリティクス)の簡単な利用方法
登録したWEBページの様々なアクセス解析が可能です。
作成したWEBページの精読率や、登録率を改善するには不可欠なツールです。
たくさんの分析メニューがありますが、よく使う分析メニューは、限られていますので、ポイントを説明します。
◆Google Analyticsのログイン画面

①「アカウントを作成」ボタンをクリック
◆Google Analyticsのログイン画面
①ご自身のGmailアドレスを入力
①ご自身のGmailアドレスのパスワードを入力

設定変更の必要がなければ、
①「完了」ボタンをクリック
◆Google アカウントの管理画面

この画面が表示されたら、再度 Googleアナリティクスへアクセス
https://www.google.com/intl/ja/analytics/search.html
◆Google Analyticsのログイン画面

①「ログイン」ボタンを押して、ログインします。
①「お申込み」ボタンをクリック
◆Google Analyticsのアカウント開設画面

①「アカウント名」を入力(会社名など、ご自由に)
②「ウェブサイト名」を入力
③「ウェブサイトのURL」を入力
④「業種」を選択
⑤「日本」を選択
◆Google Analyticsのアカウント開設画面
①の「Googleのプロダクトとサービス」のチェックを外す
②「トラッキングIDを取得」ボタンをクリック
◆Google Analyticsの利用規約画面

①「日本」を選択
②「同意する」ボタンをクリック
◆Google Analyticsの設定画面

①「プロパティ設定」を選択
②「トラッキングコード」を選択
③赤枠内のコードをコピーする
◆ワードプレスの「詳細設定」の「Google ツールの設定」の「Google アナリティクスの設定」画面
①の赤枠内にコピーしたコードを貼り付ける

①「変更を保存」ボタンをクリック
◆Google Analyticsのログイン後の画面
注意:新規アカウント開設後は、データが溜まっていないので、分析データが表示されません。データが溜るまで1〜2週間ほど様子を見てから、利用してください。

①サイドメニューに様々な分析メニューが表示されています。
◆Google Analyticsの「ユーザー」の「概要」画面

①「ユーザー」の「概要」を選択します。
②貴社のWEBサイトに訪問しているユーザーの行動属性が確認できます。
「New Visitor」:新規訪問者
「Returning Visitor」:再訪問者
「ユーザー」:個別のサイト訪問者
「セッション」:サイト訪問者のサイトでの一連の行動
例)1人のユーザーが、同じサイトを3回アクセスしたら、
1ユーザー、3セッションとなります。
「ページビュー数」:ページがブラウザで表示された回数
「ページ/セッション」:1セッションあたりの平均ページビュー数
◆Google Analyticsの「行動」の「概要」分析画面

①「行動」の「概要」を選択します。
②ページのアクセス状況が分析できます。
「平均ページ滞在時間」:主要業種の平均は3分前後です。平均以上を目指しましょう。
「直帰率」:直帰率とは、訪問者が該当ページにアクセスした後、すぐに他のサイトへ離脱した割合です。直帰率100%は、訪問者全員が該当ページにアクセスした後、他のページを閲覧せずに、他のサイトへ離脱してしまった事を意味します。
☆参考情報 「業界ごとの直帰率の平均」
金融サービス 53%
病院・ヘルスケア 54.96%
医療機器・医薬品 55.33%
不動産 57.47%
コンピューターソフトウェア 60.76%
ヘルス・フィットネス関連 63%
ITおよび関連サービス 64.21%
経営コンサルティング 67.49%
(出典:BRAFTON コンテンツマーケティング レポート 2017)
◆Google Analyticsの「行動」の「サイトコンテンツ」の「すべてのページ」分析画面

①「行動」の「サイトコンテンツ」の「すべてのページ」を選択します。
②ページ毎に、ユーザーの行動状況が確認できます。
◆Google Analyticsの「行動」の「サイトの速度」の「ページ速度」分析画面

①「行動」の「サイトの速度」の「ページ速度」を選択します。
②ページ毎の表示速度が確認できます。
★ワンポイントアドバイス「サイト速度」
サイト平均速度より、遅いページは、画像の容量が大きく、ページ表示速度が遅くなっていると考えられますので、至急、該当ページを確認し、改善する必要があります。

①「集客」の「すべてのトラフィック」の「参照元/メディア」を選択する
②貴社のWEBサイトにアクセスしたユーザーのアクセス元のWEBサイトが確認できます。
「google/organic」とは、「グーグルの検索結果」という意味です。
「yahoo/organic」とは、「ヤフーの検索結果」という意味です。